近年、会社員の副業は一般的になりつつあります。
もしかしたら、今この記事を読んでいる方の中には、「副業にはどんな種類があるのか?」や「在宅でできるおすすめの副業は何か?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、今回は、在宅副業のおすすめ19選とそのメリット、注意点について詳しく解説していきます。
目次
そもそも副業とは何?
副業とは、本業とは別に仕事をして収入を得ることを指します。
たとえば、会社員がフリーランスやアルバイトとして働くケースが代表的で、「複業」「兼業」「パラレルワーク」「サイドビジネス」など、さまざまな呼び方をされることがあります。
2019年に働き方改革関連法が施行されて以降、それまで副業を禁止していた多くの企業や団体でも、副業を認める動きが広がりました。
その影響もあり、勤務時間外や週末に副業に取り組む人が急増しています。
副業を始めるメリット
副業を始めることで、収入の増加はもちろんのこと、新たなスキルや知識を習得することも可能です。さらに、本気で取り組むことで、将来的な独立・起業の準備にもつながります。
ここでは、副業を通じて得られるメリットについて、詳しく解説していきます。
収入アップ
収入アップは、副業の最大のメリットです。
実際に、本業の給与を生活費にあて、副業で得た収入をすべて貯金や投資に回し、着実に資産を築いている人もいます。
日本では、過去30年近く平均給与がほとんど上昇しておらず、さらにコロナ禍や国際情勢の影響を受け、日用品や食品、光熱費の価格が次々と上がっています。加えて、消費税の増税も家計に重くのしかかり、多くの家庭が厳しい状況に置かれています。
こうした背景から、収入を補い、生活の安定を図る手段として副業を始める人が年々増えています。
働き方改革の流れもあり、副業を推進する動きは加速しており、今後は「副業を持つこと」が、日本においてもごく一般的なライフスタイルになっていくと考えられます。
新しいスキル・知識を得られる
副業を通じて、本業の就業先でも役立つ実践的なスキルを磨くことができます。
例えば、アフィリエイトで成果を出すことで、一定のWebマーケティングスキルを身につけることができます。このスキルは、ECサイトで商材を販売している会社では、検索エンジンの知識や広告運用のスキルとして活用できるでしょう。
また、オンラインサロンに参加することで、本業とは異なる業界の知識を得るとともに、新たな人脈を築くチャンスにもなります。
起業の足掛かりとなる
副業に取り組むことで、独立への足掛かりを作ることができます。
もちろん、副業の種類にもよりますが、本業では学べないことが多くあります。
・作業に対する報酬のバランス
・経費に対してどれだけ利益を上げられるか
・確定申告時の税務知識
このように、経営者特有の感覚を身に付けることができ、ビジネスパーソンとしての視野が広がります。
さらに、独立を目指して副業を始める場合は、独立後に役立つ取引先や人脈を構築しておくことが重要です。
副業を通じて築いた人脈、異業種交流会でのつながり、本業での仕事関係などは、独立後の受注につながるルートの土台となります。
スマホのみで始められる在宅副業おすすめランキング5選
副業の中には、スマホ1台あればすぐに始められる、手軽なものもあります。
特に、副業を始めたばかりの初心者や、これから挑戦しようと考えている方にとっては、こうした難易度の低い副業からスタートしてみるのも良いでしょう。
ここでは、スマホだけでできるおすすめの副業5選をご紹介します。
1.不用品販売
フリマアプリやオークションサイトを活用して、不用品販売の副業を行っている人も増えています。
この副業のメリットの1つは、販売する商品や価格を自分で決めることができる点です。出品できる商品はブランド品に限らず、子どもの学用品や本、野菜、CD、DVDなど多岐にわたります。
商品ごとに利益率は異なりますが、長期間コツコツと続けることで、安定した収入を得ている人もいます。
ただし、販売額がそのまま利益になるわけではなく、プラットフォームに支払う手数料や、送料、梱包材料費なども考慮する必要があります。
2.アンケートモニター
アンケートモニターは、スマホアプリを使って手軽に取り組める人気の副業です。
以前は調査会社や専用アプリが主流でしたが、最近では楽天やNTTといった大手企業も参入しており、認知度も高まっています。
アンケートモニターの多くは、アプリやサイトに届くアンケートの中から好きなものを選び、回答していく形式です。
1件あたりの報酬は数十円から数百円程度が一般的ですが、座談会形式のアンケートでは、拘束時間がある代わりに1万円以上の高単価案件も存在します。
報酬は通常、ポイントとして付与され、そのポイントを電子マネーやギフト券、あるいは現金に交換できる仕組みです。
3.ポイ活
ポイ活とは、ポイントサイトを活用した副業のことです。
ポイントを獲得する方法にはさまざまなものがあります。代表的なものを以下に挙げます。
・ポイントサイトを経由してネットショッピングを行う
・ネット広告を視聴する
・レシートを撮影・スキャンする「レシートスキャンアプリ」
・歩数をポイントに換算する「歩数計アプリ」
ポイントの価値は、1ポイント=1円や10円など、利用するサイトによって異なります。
さらに、案件ごとに付与されるポイント数にも違いがあります。例えば、クレジットカードや証券口座の開設では高額な報酬が得られますが、通常の案件では数十円〜数百円程度です。
貯めたポイントは、大手外食チェーンやコンビニで使ったり、ギフト券や電子マネー、現金に交換したりすることができます。
ポイ活はスキマ時間に手軽にできる反面、大きな収入を得るのは難しいですが、月に数千円程度のお小遣いを稼ぐことは十分可能です。
4.ライブ配信
ライブ配信は、配信プラットフォームを通じてリスナーから投げ銭を受け取るファンビジネスです。
最近では、TikTokなどの人気SNSアプリもライブ配信に参入しており、今後さらに普及すると予測されています。
ライブ配信は、配信者(ライバー)や芸能人がファンと直接コミュニケーションを取りながら配信を盛り上げるスタイルが基本であり、中には、人気ライバーとして月収1,000万円以上を稼ぐ人も存在します。
また、自分の個性を活かせる配信プラットフォームを選び、工夫を凝らして毎月多くの収入を得ているライバーもいます。
一方、近年ではセミナーや座談会、飲み会、バーの風景を配信するチャンネルも登場しています。さらに、海外向けに日本の製品や観光地を紹介し、チップを得る形式のターゲットを絞ったライブ配信もあります。
このように、どのような内容でライブ配信を行い、閲覧数や投げ銭を得るかは、配信者のアイデア次第となります。
5.写真販売
写真を撮影し、それをストックフォトサイトに登録することで収益を得ることができます。
撮影した写真は、買取やダウンロード回数に応じてインセンティブとして報酬を受け取ることができます。特に「写真を撮るのが得意」や「SNSが得意」といったスキルを持つ人には、おすすめの副業です。
スマホと写真撮影のスキルがあれば、誰でも簡単に始められ、工夫次第では定期的な収入源にもなります。
報酬額や利用規定はストックフォトサイトによって異なるため、いくつかのサイトを比較し、自分に合ったものを選びましょう。
人気が高い体を動かす副業ランキング4選
副業の中には、自分の「体ひとつ」で始められるものもあります。
こうした副業は、再現性が高く、誰でも取り組みやすいのが大きなメリットです。ここでは、体を動かして稼ぐ人気の副業4選をご紹介します。
1.家事代行サービス
日々の家事や育児、介護などの経験を活かせるのが、家事代行サービスの副業です。
主な業務としては、部屋の清掃やトイレ、お風呂、洗い場など水回りの清掃が一般的です。しかし、ベビーシッターや調理師など、資格を持っていると案件獲得に有利になる業務もあります。
また、家事代行サービスは女性だけでなく、体力や身長を活かせる点から男性にも人気のある副業です。
仕事の探し方には、家事代行サービスを提供する企業のマッチングサイトに登録したり、クラウドソーシングで案件を探したり、フランチャイズに加盟して紹介を受ける方法があります。
業務内容によって報酬単価は異なりますが、通常の清掃業務でも1時間あたり2,000円~3,000円が相場となっており、高収入が期待できる副業です。
2.短期アルバイト
スキマバイトアプリを活用すれば、自分の好きなタイミングでアルバイトができます。
仕事内容としては、軽作業や接客、データ入力などが多く、在宅で完了できる仕事もあれば、出勤が必要な案件もあります。
こうしたアルバイトは、専門的なスキルが求められることは少なく、人手が足りないため急遽募集されることがほとんどです。学歴や性別に関わらず、応募条件が緩い案件も多く、ハードルが低い点が特徴です。
また、募集人数に制限があるため、思い立ったらすぐに応募することが大切です。しかし、複数のアプリを活用して選べる幅を広げることもポイントです。
ただし、時給に見合わない案件もあるため、仕事内容の詳細はしっかり確認してから応募するようにしましょう。
3.フードデリバリー
フードデリバリー配達員は、顧客が注文した食事やお弁当を、自転車やバイクで届けるのが主な仕事です。
多くの場合は業務委託契約で、スキマ時間に数時間だけ働くといった柔軟な働き方が可能です。この手軽さが、副業として注目される理由の1つです。
自転車やバイク、配達用バッグを用意し、専用アプリに登録すればすぐに始められます。とくにサイクリングが好きな方にはぴったりの仕事と言えるでしょう。
また、報酬が意外と高めな点も魅力です。
たとえば東京都では、1件あたりの平均報酬はおよそ500円〜600円程度とされており、1時間に3〜5件の配達をこなせば、1,500円〜1,800円程度の収入が見込めます。
ただし、短時間で効率よく稼ぐためには、配達ルートの工夫やエリア選びがカギとなります。さらに、「クエスト」や「ボーナス報酬」といったインセンティブを活用することで、報酬をさらにアップさせることも可能です。
4.覆面調査員
覆面捜査員(ミステリーショッパー)は、一般客として店舗を訪れ、接客や商品、サービスの質を調査する仕事です。
指定された日時に店舗を訪れ、食事や買い物を楽しみながら、報酬を得られるため、人気があります。
報酬相場は1件あたり500円~5,000円程度ですが、食事代や買い物代金の補助も支給されることがあります。
覆面調査員になるために、年齢や性別、経験は特に問われません。企業は一般客の率直な意見を重視しており、案件も豊富にあります。
完全在宅副業ランキング6選
会社員の副業としても、在宅ワークは非常に人気があります。
また、スキルや実績を積み重ねていくことで、報酬単価を上げていける点も、在宅ワークならではの大きなメリットです。
ここでは、初心者でも始めやすい、完全在宅でできる副業6選ご紹介します。
1.ネットショップ運営
ネットショップは、独自のWebサイトを通じて商品を通信販売するビジネスです。開業のハードルが低いため、副業にも非常に適しています。
通常、ネットショップでは在庫を抱えたり、商品開発に費用がかかったりすることがありますが、無在庫ネットショップやドロップシッピング(売れた商品をメーカーや卸業者が直接顧客に発送する仕組み)を利用すれば、最低限のコストで運営が可能です。
また、受注生産制を導入すれば、在庫管理費をほとんどかけずに運営することもできます。これにより、リスクを抑えながら、自由に商品を提供できるメリットがあります。
2.ライター
ライターは、パソコン1台で完結できる副業として人気があります。
特に、未経験者でも取り組みやすいため、多くの人に選ばれていますが、最初は低単価の仕事しか受けられない場合もあります。それでも、経験を積んだり、人脈を広げたり、専門的な知識を持っている場合は、収入も大きくなります。
例えば、金融系の記事執筆の場合、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っていたり、証券会社での勤務経験があったりすると、普通のライターよりも専門的な内容を書けるため、報酬単価が上がります。
ライターの仕事は、Webメディア、広告、出版物、雑誌、本など多岐にわたりますが、報酬はライター自身のネームバリューや媒体の運営元によっても異なります。
また、ライターの報酬は、時給制で支払われる場合もありますが、一般的には1記事や1文字単位での報酬になることが多いです。
3.ブログ運営
ブログ運営を通じて収益化することも可能です。
多くの人が趣味や日記としてブログを運営していますが、収益化を目指す場合にはいくつかの工夫が必要です。検索エンジンからのアクセスを集めるために、キーワード選定に工夫を凝らしたり、SNSとの連携を活用したりして集客を促進することが効果的です。
アフィリエイト広告(成果報酬型)やクリック型広告を掲載することで、収益化が実現できます。
さらに、ブログでの実績を積むことで、ライター業務に繋がったり、読者に向けてオンラインサロンを提供したりするなど、他のビジネスモデルへと展開することも可能です。
また、ブログ内で発表した漫画やイラストがきっかけとなり、大手メディアへの転載や新たな仕事の依頼に繋がるケースもあります。
4.バックオフィス
バックオフィスとは、「人事」「経理」「総務」「法務」など、顧客と直接関わらない事務や管理部門を指します。
これらのバックオフィス業務は、成果物を期限内に提出すればよいため、帰宅後の自由時間に副業として取り組むことが可能です。
簡単な仕事であれば、一般的なビジネスマナー、メール対応、データ入力、スケジュール調整などが該当します。
さらに、営業資料の作成や現場での実務経験、スキルを活かすことで、より高単価の仕事を受けることもできます。
報酬は、成果物に対して支払われる形や、常駐型フリーランスとして勤務する形態も選べます。
地方に住んでいても、大手企業からの外注を受けることができるため、キャリアアップに繋げることが可能です。
5.データ入力
データ入力は、自宅にパソコンがあれば始められるシンプルな副業です。
仕事内容は、顧客情報やアンケート結果などのデータを、企業が指定するExcelやWordのフォーマットに沿って入力するというものです。
報酬は、1件ごとの成果報酬型や時給制で支払われることが一般的です。
専門的なスキルを必要としないため高収入は見込みにくいものの、コツコツと作業をこなせる人や、入力スピードと正確さに自信のある人には向いている仕事です。
納期を守り、スピーディーかつ丁寧な作業を続けていけば、継続して仕事を依頼されたり、報酬単価がアップしたりする可能性もあります。
6.カスタマーサポート
カスタマーサポートは、顧客からの問い合わせに対応する仕事で、在宅で完結できます。
クラウドソーシングなどのプラットフォームでは、多くの案件が募集されており、「時給制」「固定報酬」「1件ごとの成果報酬」など、さまざまな報酬形態が用意されています。
中には、1件で数万円の報酬が得られる高単価の案件も存在します。
業務内容は電話対応だけでなく、メールやチャットを通じた問い合わせ対応なども含まれるため、電話が苦手な方でも挑戦しやすい仕事も多く見つかります。
また、リモートワークが基本で、1日1~2時間の短時間勤務や、スキマ時間を活用した柔軟な働き方ができる点も、カスタマーサポートの大きな魅力です。
スキルが必要な在宅副業ランキング8選
在宅ワークの中には、一定のスキルがあれば高収入を目指せるものも数多くあります。
たとえば、本業でIT関連の仕事をしている場合、週末はそのスキルを活かしてフリーランスとして案件を受注することも可能です。
また、これまでに培ってきた知識や経験を、他人に教えることで収入を得るといった方法もあります。
ここでは、スキルを活かして取り組める在宅副業8選をご紹介します。
1.翻訳
語学に自信がある人におすすめの副業は翻訳です。
翻訳の仕事にはさまざまな種類があり、副業では、輸入製品の取扱説明書やネットショップの商品説明、カスタマーサービス、動画翻訳などの仕事が増えています。
また、最近では英語だけでなく、中国語や韓国語の需要も高まっています。
とはいえ、やり取りで英語を使うことが多いため、他の語学スキルが高くても、最低限日常会話ができる英語力は必要です。
翻訳を主に扱う編集プロダクションに登録するほか、クラウドソーシングで応募することで仕事を受けることができます。
ただし、簡単な仕事で低単価の案件もあるため、報酬金額と仕事内容をよく確認してから応募するようにしましょう。
2.セミナー講師
これまでのスキルや経験を活かして、セミナー講師を始めることも可能です。
ビジネス系や投資系など、お金に関する内容は稼ぎやすいと言われていますが、節約、子育て、ガーデニング、ハンドメイドなど、趣味や生活関連のジャンルも非常に人気があります。
セミナー講師として活動するには、セミナー講師派遣業を行っている企業や、スキル販売サイトに登録するのが近道です。
収入の相場としては、著名人でなくてもビジネス関連の知識や営業、接遇、金融などのセミナー講師は高額で、時給換算すると数万円になることもあります。
一方で、趣味や家事に関するセミナー講師は比較的安価で、1時間あたり数千円程度を目安に考えると良いでしょう。
一見すると割安に思えるかもしれませんが、セミナー受講者にオンラインスクールの入会を促したり、教材の販売を行ったりすることで、収益を増やすことも可能です。
3.オンラインサロン運営
副業でオンラインサロンを運営することもできます。
オンラインサロンとは、有益な情報を提供する人やコミュニティとクローズドな形でつながるファンサイトのようなものです。
メンバー同士が情報交換を行ったり、運営者に意見や要望を伝えたりできる点も、オンラインサロンの大きな魅力の1つです。
収益は主に会員からの月額会費によって得られ、そこからプラットフォームの利用料などの必要経費を差し引いた額が、実際の収入となります。
特に、人との交流を楽しめる方や、特定のスキルを持っている方には向いているビジネスと言えるでしょう。
ただし、継続的にブログやSNSでコミュニティの魅力を発信したり、定期的にオンライン・オフラインのイベントを開催したりと、日頃のこまめな運営が成功のカギとなります。
4.カウンセラー
さまざまな悩みに応じたカウンセリングを提供することで副収入を得る人がいます。
カウンセリングの案件を獲得する方法としては、SNSを活用したり、求人に応募したりする方法のほか、最近ではスキル販売プラットフォームを利用する人も増えています。
こうしたプラットフォームを利用する際には、プロフィール欄の作り込みが非常に重要です。そのため、実績を積みながら活動を継続し、関連する資格を取得して信頼性を高めることも、効果的な方法です。
報酬の目安としては、電話カウンセリングであれば1分あたり100円〜、書面やメールでの対応は「○回分で5,000円程度」など、プロジェクト単位で設定されていることが多いです。もちろん、対応内容や回数によって報酬は上下します。
対面カウンセリングは最も高額になりますが、交通費や経費を差し引いても納得できる金額になるように、クライアントとしっかりと相談しましょう。
5.コンサルタント
何らかのスキル、経験、実績を持っているのであれば、副業としてコンサルタント活動をするのもおすすめです。
例えば、ITやマーケティング関連の会社で働いているなら、その専門知識をコンサルタントとして他の企業に提供することができます。
クライアントとコンサルタントをつなぐプラットフォームの中には、週2日などの短時間のスポットコンサルに対応しているものもあります。
そのため、フリーランスのコンサルタントを目指している方や、もう少し収入を増やしたいと考えている方には、スポットコンサルタントはぴったりの副業です。
ただし、コンサルタントとして外部企業にアドバイスをする際は、本業の会社の情報漏洩を防ぐため、細心の注意を払うことが必要です。
6.プログラマー・エンジニア
プログラマーやエンジニアは、副業としても需要が高い職種です。
本業でIT人材として活躍している方の中には、休日のみフリーランスとして案件を受けている人も少なくありません。
プログラマーやエンジニアを副業として行う場合、IT人材向けマッチングサービスやクラウドソーシングを活用して案件を受けることが一般的です。
IT人材向けマッチングサービスでは、一定のスキルが求められますが、大手企業の案件に関わるチャンスが得られ、スキルアップや人脈作りにもつながります。また、週2回のリモートワークでも高額な報酬を得られる場合があります。
一方、クラウドソーシングは、成果物ごとに報酬が支払われる形式で、時間に縛られずに作業に取り組むことができるため、副業に非常に適しています。
特に現在、スクールなどでITスキルを学んでいる方は、まずはクラウドソーシングで簡単な仕事から始めてみるのも良いでしょう。
7.動画編集
動画編集の仕事は、YouTube、広告、SNS、企業プロモーションなど、さまざまな分野で活躍できます。
副業の編集者が行う業務は、主に長い動画を短く編集したり、テロップや効果音、音楽を追加したりすることが一般的です。
基本的なスキルはスクールで学ぶことができますが、インターネット上には無料で解説しているコンテンツも豊富にあるため、まずは、それらをうまく活用しましょう。
仕事の募集はクラウドソーシングやSNSで行われており、1件当たりの単価は5,000円~1万円程度ですが、案件によってはさらに高収入を得ることも可能です。
ただし、高単価の案件を得るには実績や経験が必要です。そのため、ポートフォリオを充実させておくことが重要です。
8.投資関係
株式投資、FX、暗号資産などの投資は、厳密に言えば副業とは言えません。
これらは資産運用に分類されるため、副業が禁止されている会社でも許可が下りる場合があります。
ただし、投資には一定の資金が必要であり、知識やスキルが不足していると大きな損失を被るリスクがあるため、軽い気持ちで挑戦することはおすすめできません。
本格的に取り組むのであれば、デモトレードを活用して練習し、勉強を重ねながら時間をかけて投資スキルを身につける必要があります。
そのため、特に初心者や十分な時間を割けない人には、投資信託やETFなどのプロに運用を任せる方法や、自動売買を利用する選択肢もあります。
副業プラットフォーム5選
副業の仕事を受注する方法としては、「人脈」や「マッチングプラットフォーム」の活用が一般的です。ここでは、副業の仕事を受注できる5つの方法と、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
1.人脈などのコネクション
副業を始めるきっかけとして、人脈が重要な役割を果たすケースは多くあります。
・もともと本業で勤務していた会社の人脈を活かしてフリーランスとして独立した
・異業種交流会やセミナーでのつながりを通じて副業案件を獲得した
・情報発信を行うことで人脈が広がり、その後案件を獲得した
このように、さまざまな方法で人脈を築くことができるため、イベントに参加するなどして積極的に人とのつながりを広げることは、副業やフリーランスとして独立する際に大いに役立ちます。
ただし、人脈を通じて仕事を得る際には注意が必要です。知り合いだからと言って、書類を交わさずに進めるケースもありますので、その点には気を付けましょう。
このような場合、約束した金額よりも報酬が少なくなったり、支払いがされないまま仕事が放置されたりするなど、トラブルが発生することもあります。
そのため、納期や仕事のレベル、報酬については事前にしっかりと確認し、取り決めを行うことが重要です。
3.クラウドソーシングサイト
多くのフリーランス人材は、スタート時にオンライン完結型のクラウドソーシングプラットフォームを活用して案件を受注することが一般的です。
副業として取り組める案件も多いため、業種を選ぶ際の参考になります。
よく見かける案件としては、ライティング、Webデザイン、プログラミング、データ入力など、オンラインで完結する仕事が挙げられます。
報酬の支払い形態は、時間単位、プロジェクト単位、文字単位など、案件によって異なります。
初心者の場合は、簡単な案件から応募するのがオススメです。応募して納品を繰り返すことで評価が上がり、その結果、より多くの仕事のオファーをもらいやすくなります。
4.スキル販売サイト・アプリ
スキル販売のプラットフォームを活用することで、仕事を獲得することができます。
これらのプラットフォームは、自分の特技やノウハウを販売する場所であり、スキルを提供する形で仕事を受注することができます。
例えば、ライティング、プログラミング、Webデザイン、イラスト制作、コンサルティング、カウンセリングなど、さまざまな分野で多くの案件を見かけます。
ただし、案件を獲得するためには、ポートフォリオや実績、さらにクライアントの目を引くプロフィールが非常に重要です。
また、プラットフォームには利用手数料がかかりますが、自分自身をうまくブランディングすることで、報酬単価を大きく引き上げることが可能です。
5.副業専門マッチングサイト
副業専門のマッチングサイトを活用するのも1つの方法です。
これらのサイトでは、一定のスキルが求められる案件が多いものの、クラウドソーシングやスキル販売に比べると報酬が高めです。
また、初めから副業に特化したマッチングができ、IT、コンサルティング、クリエイティブ、営業など、専門性に特化しているため、ミスマッチが生じにくい点もメリットです。
さらに、クライアントとの間に副業専門のエージェントが仲介することで、トラブルや契約不履行から守られる点も大きな利点となります。
地域や企業規模に幅があり、案件の種類も豊富なので、副業を始める前に一度チェックしてみると良いでしょう。
6.フリーランス人材向けのマッチングエージェント
副業を始める際には、フリーランス向けのマッチングエージェントを活用するのも1つの方法です。
確かに、一定のスキルが求められることが多いため、上級者向けの案件が多くなりますが、大手企業の案件も多数あり、クラウドソーシングと比べると報酬が高額である点が魅力です。
しかし、悪質なフリーランスエージェントも存在するため、注意が必要です。
信頼できるエージェントを選ぶためには、運営歴が長い実績のある会社や、大手企業が運営するエージェントを選ぶことが重要です。また、電話やメールのやり取りで違和感を覚えた場合は、そのエージェントの利用を避けるようにしましょう。
副業を始める際の注意点
副業を始める際には、まず職場の許可を得ることが重要です。
そのうえで、確定申告などの税務手続きもきちんと行う必要があります。ここでは、副業を行う際に注意すべき5つのポイントについて、詳しく解説していきます。
勤務先の就業規則を確認
副業に取り組む前に、まず勤務先の就業規則を確認しましょう。
副業が一般的になった現代でも、依然として副業を禁止している会社は多くあります。その理由として、職種に関する守秘義務や従業員の過重労働を防ぐことが挙げられます。
また、副業を容認している企業でも、多くの場合、申請が必要であったり、副業の範囲が明確に定められていたりします。
確かに、法的には副業禁止を強制することはできませんが、発覚した際にトラブルになるリスクが高いため、無断で副業を行うことは避けるべきです。
開業届の提出は不要?
開業届の提出が必要なのは、「事業所得」として副業収入を申告する場合です。
多くの副業は、規模や収益性の観点から「雑所得」に該当することが一般的です。この場合、開業届の提出は必須ではありません。
ただし、以下のような場合は、開業届を提出しておくと便利です。
・屋号付きの銀行口座を開設したい
・副業で屋号を使用する可能性がある
・個人事業主として融資を受けたい
開業届は、開業予定日の1か月前までに提出することが望ましいです。オンラインでの提出も可能ですが、窓口で提出する場合には、身分証明書、印鑑、屋号を準備しておく必要があります。
また、副業が雑所得に該当する場合、白色申告になりますので、「自分で納付する」を選択すれば、会社に副業がバレるリスクを低く抑えることができます。
副業サイトを利用する場合は信頼性を確認
副業関連のプラットフォームを選ぶ際には、信頼性を確認しましょう。
最近、SNSでは「簡単に儲かる」などの怪しい副業案件の広告が問題となっていますが、こういった案件に個人情報を提供すること自体、リスクが高いため避けるべきです。
そのため、副業を始める前に、運営会社の実態を調べることが非常に重要です。
基本的に、大手企業や長年の実績がある有名な会社が運営しているプラットフォームであれば、バックボーンがしっかりしているため、安全性が高いと言えます。
ただし、こうした信頼性の高いプラットフォームは、手数料が高くなる場合もありますが、安全性を確保するための経費として割り切ることも大切です。
本業に支障が出ないようにする
副業に取り組む際は、本業に支障をきたさないよう注意しましょう。
副業に力を入れすぎるあまり、睡眠時間が短くなったり、余暇を楽しめなくなったりするのは問題です。
特に、副業を始めたばかりの頃は張り切ってしまいがちですが、体や心に無理がかからない範囲で副業を続けることが大切です。例えば、睡眠不足で本業に集中できなくなるようなことは避けなければなりません。
また、本業の会社は情報漏洩や守秘義務違反に対して厳しい態度をとることが多いです。
このため、副業に取り組む際には、最低限、所属企業や組織に迷惑をかけないように行動することも重要です。
副業収入が20万を超える場合は確定申告
副業で得た所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
少額の場合、申告を行わない人がいるのが実情ですが、税務調査の対象となる可能性がまったくないとは言えません。最近では、会計ソフトを使えば手軽に確定申告ができるため、納税義務をきちんと果たすことが大切です。
また、「所得」とは売上から必要経費を差し引いた後の実際に残る金額を指します。そのため、雑所得や事業所得の場合、売上が20万円を超えていたとしても、経費を差し引いた結果、所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。
一方で、アルバイトなどの給与所得に関しては、経費を差し引くことはできません。
買取フランチャイズ開業の際は買取大吉をご検討ください
買取ビジネスはここ10年で成長を続けており、現在でも注目を集めている業種の1つです。
物価の高騰に伴い、中古品を購入するユーザーが増えており、特に近年では稼ぎやすいビジネスとなっています。
「買取大吉」では、フランチャイズ加盟店を募集しています。買取フランチャイズで成功を目指すのであれば、買取大吉にお任せください。
・店舗継続率96.4%(※)を可能にした「店舗OJTサポート」
・直営店の成功事例に基づいた「運営サポート」
・折り込みチラシやWEB広告を活用した「集客サポート」
買取大吉のフランチャイズでは、開業前後の徹底したサポート体制が整っているため、未経験の方でも安心してスタートできます。
※2023年10月~2024年9月のデータです。
まとめ
今回は、在宅でできるおすすめの副業19選に加え、体を動かしてできる副業4選をご紹介しました。
スキル不要の副業は、収入に上限があるため大きな稼ぎを得るのは難しいことがあります。会社員向けには、「Webライター」や「動画編集者」、特に「プログラマー」などの副業が特におすすめです。プログラマーとしてスキルを習得すれば、転職や高収入も可能です。
ただし、副業を始める前に、本業の会社とのトラブルを避けるため、職場に相談することをおすすめします。